今回は、キーワードチェックに必須の無料ツール、
「キーワードプランナー」の使い方について解説します。
キーワードチェックは、トレンドアフィリエイトをはじめ、
様々なアフィリエイト手法でフル活用すべき重要なテクです。
キーワードプランナーを使うためにはGoogleアドワーズの登録が必須!
このキーワードプランナーなのですが、
2021年現在、機能制限は増えたものの無料で使用することが出来ます。
仕様変更で「キーワードプランナーって有料化したの?」と
焦って質問に来る人がたまにいますが、ご安心を^^;
ただ、この大変分かりにくい仕様変更のせいで、
ちょっと使えるようにするまでの手続きが面倒です。
というのもまず、
キーワードプランナーを使うために、
「Google広告(旧Adwords」に
利用登録をしておく必要があります。
↓
さらに、Google広告で何かしら広告
出稿用のキーワードを適当に作っておく。
↓
最後に、有料広告の利用および出稿への支払いを
ゼロにするために支払い方法を「手動」「振込」に
切り替えておかないといけません。
↓
そして、すべての登録作業が終わってから
Google広告内にある「キーワードプランナー」を
開いて、キーワードプランナーの使用準備完了です。
以上の4ステップの作業があるので、
初めての人には非常に面倒な作業となります。
1から説明しますので、
しっかり読んで正しく登録を行ってください。
また、Google広告という名前からお察しのように、
Google広告を使うためには「Googleアカウント」も
必須なので、そちらも必ず作成しておいてくださいね。
1、Google広告の概要と登録方法
さて、このGoogle広告なのですが、
登録時にちょっとした注意点があります。
最初は絶対に戸惑うと思いますので、
詳しく解説させていただきますね。
Google広告(旧アドワーズ)とは何か?
そもそも、Google広告とは何かと言いますと、
- 当サービスであなたの好きな広告を作ってもらいます
- それを貼ればあなたのサイトを上位表示させます
- ただし、クリックされるたびに出稿料(費用)をいただきますよ
・・というサービスです。
皆さんは、こんなものを見たことはないでしょうか。
赤で囲んだ部分に「広告」と書かれたサイトが上位表示されていますが、
これがまさに、Google広告を使って作った広告です。
これを利用すれば、SEOに強くないペラサイトでも
お金さえ払えば普通に上位表示が取ることが可能です。
PPCアフィリなんかでよく使われるサービスで、
現在は少しGoogleの方針も変わってはいるものの、
いまだに有効な手法の一つになっています。
ただし、アドワーズ広告は誰かがクリックするたびに、
Googleに一定の出稿料を支払っていく必要があります。
「上位表示してあげるから、お金払ってね」というのが
Google広告のサービスの、超大雑把な説明です。
Google広告の登録手順
これからGoogle広告のアカウントを
早速作ってみることにしましょう。
まずはGoogle広告のサイトにアクセスし、登録へ進みます。
新規の方は「今すぐ開始」をクリック。
住所やら色々入力しないといけませんが、頑張りましょう。
基本情報を入力し終わると次の画面に進みます。
Google広告登録にあたって、キーワードを作る必要あり
で、ここからが面倒なのですが、
Google広告の登録にあたって、
出稿用のキーワードを必ず最低でも
1個作らなければならないのです。
しかし、お金は払わなくていいです。
今から説明していきますね。
とにかく次に進みましょう。
空欄に好きなキーワードを入れると
↑こんな風に、任意の広告を作れるわけです。
適当に「アフィリエイト」とでも
打っておいて、次に進んでしまいましょう。
翻訳サイト特有の変な日本語でのせいで、
絶対に費用が発生すると誤解するようなことを言っていますが、
これは後でOFFにできるので心配せずに次へ進みましょう。
さて、この広告表示機能ですが、
キーワードプランナーを使うだけなら特に必要ないサービスです。
ただ、課金してないと「検索ボリューム」が大雑把な数字しか出なくなるなど、欠点もありますがまあ、問題はないレベルです。
勝手に広告が表示され、不本意な課金をされてしまうのは迷惑でしょう。
僕達が今から使いたいのは、あくまで
「Google広告」というサービスの中にある
「キーワードプランナー」だけなのです。
そこで、どうするかというと、
広告表示を無効にしてしまい、
費用が発生しないようにします。
そうすれば、
「単にキーワードプランナーを使うためだけの広告アカウント」
にできるわけです。
その方法が以下。
まず、予算がどうのこうのと言った
画像が出てきますが今は無視して先へ進みます。
登録後、メニューに「請求とお支払い」の設定項目があるはずです。
これを「手動支払い」かつ「支払い方法未設定」にしてしまいます。
この状態であれば、
あなたが1円も入金しなければ広告はずっと
有効化されず、費用も発生しなくなります。
「疑似的に」ですが、お金のかかる広告を無効化するわけです。
また、アカウントを作った後も、
いつでも好きな時に支払い方法は変更できます。
アカウント作成の時作ったアドワーズ広告自体は、
実をいうと好きなように「削除」ができます。
が、「削除」してしまうと、
運営からサービスが必要なくなったものと判断され、
アカウント自体が消されるという場合もありうるので、
さっき作ったキーワードの削除はしないようにしましょう。
まあ、僕は↑の状態でお金払わないまま何年も放置してますが、
別にアカウント消されてないんですけどねw
また、設定によって広告を一時停止にすることも可能ですが、
入金・振込設定を上記の通りにしておけばまず安全です。
何はともあれ、
設定が済んだら、アドワーズのトップから
「キーワードプランナー」へ入れます。
工具マークの「設定」から
「キーワードプランナー」を選びましょう。
↓
これでキーワードプランナーを使える状態になりました。
ブログなどのキーワード検索では、
死ぬほどお世話になるはずなので、
たっぷり活用しましょう。
Google広告を活用してもいいけれど・・・
と、今回は一応「広告を使わない前提」で話しました。
が、逆に、Google広告を積極的に利用して
自分のサイトを上位表示を狙うのも十分アリです。
Google広告を使えば、
費用と引き換えに自分のサイトを強制的に
上位表示させることができるわけです。
なので、競合がしんどいキーワードでも
ライバルを追い越すことが可能です。
ただし・・・
ライバルが同じキーワードでお金を出して
出稿をしている場合もありえるわけです。
そういう場合どうなるか。
基本、Google広告は入札制度なので、
複数の広告が一つの検索キーワードで
バッティングした場合、入金額などが多い人ほど
優先的に記事を上位に表示してもらえます。
お金に余裕が出てくれば使ってみるのも良いかと思いますが、
- 本当に費用をかけてまで上位表示したい記事なのか
- キーワードをずらして別記事を書く方が効率的ではないか
そういう点を勘案したうえで、
Google広告の利用を検討しましょう。
当たり前ですが、
Google広告は、
クリックが多くなれば多くなるほど
費用もかさむということになります。
その元が取れるだけの収益を、
上位表示させたページから取れない・・・
そうなると、Google広告を使っても
全くの無駄になってしまうこともあります。
そこには注意した方が良いでしょう。
Googleキーワードプランナーの使い方
では最後に、
Googleキーワードプランナーの使い方も紹介します。
キーワードプランナーで調べるべき重要なポイントは、
- あるキーワード、およびその複合キーワードの月間検索ボリューム
- そのキーワードの競合状況(低・中・高で表示される)
この二つになります。
なおかつ、
キーワードプランナーというのは
一個一個キーワードをツールに入力して
検索ボリュームを調べるだけではなく、
「複数の関連キーワードを一気に検索する」
・・・ということも可能になっています。
調べたいキーワードを一つずつ入力する場合
まず、自分の手入力でキーワードの検索ボリュームを調べる方法を。
キーワードプランナーを開くと、左側にいくつか項目があります。
その中の「検索ボリュームと傾向を取得」を選択します。
タブを開くと、
キーワードを入力する空欄が出てきますので、
調べたいキーワードを正しく入力してください。
入力したら「エンター」または「検索ボリュームを取得」
ボタンをクリックしてしばらく待っておきましょう。
↓
このように、「アフィリエイト」という単語と、
その関連キーワードの、月間検索ボリュームが表示されました。
この数字や、競合状態を目安に狙うキーワードを選び、
ライバルサイトが同じキーワードでどんな記事を
書いているか調べながらやっていくといいでしょう。
また、別の関連キーワードも加えていく場合、
キーワード一個目
エンター
キーワード二個目
・・・という感じで入力します。
そうして「検索ボリュームを取得」すると、
ちゃんと「アフィリエイト」と「アフィリエイト 稼げる」の
月間検索ボリュームを両方とも調べていくことが出来ます。
これを利用すれば、複数のキーワードや
関連キーワードの目星を一気につけることができます。
また、複数キーワードの検索ボリュームを
調べるもう一つのやり方をご紹介しましょう。
複数のキーワードを入力する場合
たとえば、GoogleやYahooで
「アフィリエイト」と検索します。
そして、下の方の関連キーワード(虫眼鏡キーワード)に注目します。
実を言いますと、これらは
「右クリック」→「キーワードプランナーにコピペ」
すると、一気に関連キーワード全部の検索状況を
一声取得することが出来てしまいます。
では早速、関連キーワードを全部
「右クリック」→「コピー」します。
↓
そして、そのまま
キーワードプランナーの
キーワード入力欄に対して、
「右クリック」→「貼り付け」。
すると、勝手にツールが認識して
それぞれ独立したキーワードとして
認識してくれていることが分かります。
そのまま「検索ボリューム取得」すると、検索ボリュームを一度に取得できました。
なお、昔は10個制限があったのですが、不評だったのか今では制限がなくなっています。(2021年現在)
たまに、取得に失敗してエラーを吐かれますが、
問題ないのでそのままエンターキーを連打して
検索結果が出るまで踏ん張りましょう^^;
これで、虫眼鏡キーワードに表示される
関連キーワード全部をキーワードプランナーで
深堀りしていくことが出来るので、活用しましょう。
さらにたくさんの関連キーワードを一括取得してボリュームを調べる方法
「キーワードプランナー」に加え、「ラッコキーワード」というツールを使って、知りたいワードの関連ワードのボリュームを一気に調べる超楽な方法を解説します。
まずはラッコキーワード↑に登録。無料です。
たとえばですが、あなたが「花言葉」のサイトを作りたい場合、花言葉関連のキーワードを
「ラッコキーワード」で取得し、さらにそれを簡単に「キーワードプランナー」にコピペし、一気に検索数を調べることができます。
やってみましょう。
まずは「花言葉」と入力。
すると、花言葉に関係ある2語以上のキーワードが一括で取得できます。
花言葉に関するキーワードは、なんと800以上もあることが分かりました。
しかし、この800全部が使えるワードかというとそうでもありません。
この中には、よく検索されるものもあれば、超ニッチで検索苦手な人がたまたま打ったようなゴミワードも多く含まれます。
そこで、これらが実際どのくらい検索されているか(検索ボリューム)を、キーワードプランナーで調べていくのです。
↑の画像の「全キーワードコピー」というボタンを押します。
そして、キーワードプランナーに貼り付けます。
「Ctrl+V」または右クリックからの貼り付けです。
画像下の青い「開始する」ボタンを押すと、一括でこれらのワードの検索数などが分かります。
800個以上全部調べているので、↓の画像のように、全く検索されていないワードも多数あります。
でもせっかくならちゃんと検索されるワードが知りたいわけなので。
「検索ボリュームが多い順」に並べ替えましょう。
赤枠内の「月間平均検索ボリューム」をクリックすれば、検索される数が多いキーワード順に並べることができますよ。
すると・・・
花言葉の関連ワードは、検索数が多いものがたくさんあることが分かります。
また、花の名前などで検索すると、さらにたくさんの記事が作れそうですね。
このように、「キーワードプランナー」「ラッコキーワード」を使えば、無料で検索ボリュームを調べ、需要のあるワードを掘り出すことが可能です。
それでは、今回はGoogle広告登録+キーワードプランナーの使い方についてでした。
もっと詳しくお聞きしたいこと、
疑問点や興味などがありましたら
いつでもご相談くださいね^^