康太です。
この記事では「商品選定」の
コツについて書いていきますが、
- アフィリエイト
- せどり
- 物販
などのネットビジネスのみならず、
「ビジネス全般の原則やコツ」を書いているので、
リアルビジネスについても役立つ記事となっています。
ネットビジネスで案外
軽視されがちなのが「商品選定」です。
多くのサイトでは「アクセス」の重要性を
中心に語っていますが、実はアクセス自体は
数が多ければいいというものでもありません。
確かに、
アドセンスなどのクリック型広告であれば
アクセス数は「最重要課題」なのですが、
高単価アフィリを行う場合はその限りにあらず。
アクセス数が少なくたって商品は売れるし、
単価が高い商品なら少ないアクセスだろうと
「月数万」レベル稼ぐのも決して難しくありません。
是非、これから物販系アフィリや情報商材アフィリに
取り組んでいく人には覚えておいて欲しいのですが、
「商品選定」「商品単価」は超重要です。
ですが、多くの情報発信者は「商品の選び方」までは教えてくれません。
これは、例えるなら
「料理は教えないのに集客の方法ばかり詳しい」
売れないレストランのようなもの。
いくらサービスが良くて魅力的なお店に、たくさんの人を集めたとしても、
商品がダメ、もしくは商品が置かれていなければ何の意味もありませんよね?
そういうわけで、
これからアフィリエイトやビジネスの際の
「商品選定術」をお伝えしていきますね。
商品選定の5つの重要ポイント
重要な選定ポイントは以下。
・商品の知名度(ライバルが扱うか、実際に売れている商品か)
・商品の価格・成約条件などのハードルが低いか
・商品の報酬・報酬率
・商品がロングセラーかどうか
・商品のランディングページの内容
これら5つのポイントとなります。
それでは、それぞれのポイントについて解説していきますね。
・商品の知名度
言うまでもなく、知名度の低い商品を買ってくれる人は稀です。
こんな当たり前のことを敢えて言う理由は、
初心者ほど競合を恐れ、ライバルの少ない
ニッチ商品を選んでしまう傾向があるからです。
ライバルの少ない市場を狙うことは確かに
商売の鉄則ですが、誰も知らないような商品を
「これ、いいですよ!」と売り込んでも、
信用させて買ってもらうことは容易ではありません。
たとえば、人気ツールのリニューアル版や、
実績のある販売者や会社の新製品などを売るなら、
たとえ商品自体は未知数でも、
ある程度のブランド力が元々あるので売れます。
しかし、全くマイナーで誰も扱っていないような
ニッチ商品を扱うのはかなり危険です。
変な商品を掴まされれば苦情や信頼低下の原因になりますし、
「そもそも商品が売れないからライバルも扱っていない」
という可能性すらありますからね・・・w
その市場に余程詳しく先見の明があると自信があれば別ですが、
そうでないなら、むしろ「多くの人が扱っている商品」を選んだ方が確実に稼げます。
とは言っても、その業界や市場に詳しくない場合、
どんな商品の知名度が高いのか分からないはず。
そこで、その商品に関連する検索ボリュームから
知名度や購入数を予想するという方法を使います。
と、いきなり言っても「え?どうやって?」
と思われるので、早速ご説明します。
練習問題として、以下のページにちょっとしたサンプルを用意しました。
ただ、これはメルマガ登録者限定の閲覧可能ページにしますね。
ただ、一応概要だけ説明しておきますと、
「GoogleAdWords(現・Google広告)」
に登録することで使える「キーワードプランナー」
という、キーワード分析ツールを使います。
(AdWordsもキーワードプランナーも基本無料ですが、ちょっとした設定をしないと気が付かないうちにお金を取られます。この後紹介する登録方法も最後までお読みください!)
https://adwords.google.co.jp/keywordplanner
このキーワードプランナーを使い、商品名で検索をかけることで、その商品が人々にどのくらい検索されているのかが一発で分かるわけです。
キーワードプランナーの使い方については、
以下の記事を読んでみてください。
以上のツールなども使って、
売れやすい=知名度のある商品を探します。
キーワードで商品名や悩みキーワードを
掘り起こしながら試行錯誤していきましょう。
また、別の方法として、
「売りたい商品ジャンル+ランキング」で
Google検索をかける手もあります。
たとえば、「育毛剤 ランキング」とでも打ちましょう。
すると、ライバルが扱う商品が簡単に分かってしまいます。
ランキングサイトは有象無象溢れ返っていますが、
上位に来ているランキングサイトで取り扱っている
主要商品の中でも、最上位のものに注目。
それこそが”儲かる商品”なのです。
折角上位表示されているのに
稼げない商品を扱うワケなんてないですからね^^
いくつかのサイトを覗いてみれば、どのサイトも
同じような商品を扱っているのが確認できるはずです。
育毛剤で人気なのは
「チャップアップ」なる商品。
上位サイトのうち、ざっと見ただけでも
3つ以上のサイトで扱っていました。
単価もそこそこ、評判も良い製品です。
また、先程のキーワードプランナーで調べても
十分な検索ボリュームがあることを確認しました。
と、いうことは、「チャップアップ」は、
かなり売れる商品だということです。
アフィリエイトしたり、
転売をしたりする場合はこのリサーチは
必須になってきますので、活用しましょう。
このように、2重チェックも活用することで、
売れる商品をどんどん選んでいきましょう!
・商品の価格・成約条件などのハードルが低いか
続いて重要なのが、
「報酬発生までのハードル」になります。
これは、特にアフィリエイトで重要になってくる考え方なので、
特にアフィリエイトに取り組む方は必ずチェックしましょう。
アフィリ商品には、
「承認条件」というものがあります。
つまり、ただ契約成立しただけでなく
「一度でも来場して保険相談サービスを使ったか」
「一度でもFX講座に入金し、取引したか」
などの報酬条件が設定されている場合があるわけです。
報酬が高いものは、商品自体の価格がやたら高かったり、
お店に通ってから(手術、廃車サービスのような案件)
成果発生という物が多かったりで、結構基準が厳しいのです。
例として「中古車の見積もり」という案件を見てみましょう。
- A業者・・・紹介されたお客さんがWEB上無料査定を利用してくれればそれだけでアフィリエイターに報酬発生。
- B業者・・・報酬はAの10倍だが、紹介されたお客さんが実際に来店して査定を受けなければ、アフィリエイターに報酬は渡さない。
実際に足を運んで来店するくらい、車の査定なんだから当たり前やろ!
と、思ってしまいますが、実際に足を運ぶ以上、WEB上で無料査定するよりも数倍手間はかかりますし、案外この手間の差は大きいです。
人間、出来るだけ手間はかけたくないですしね 笑
よって、成約に至るまでの難易度は結構高いと言えます。
また、商品価格も購入ハードルに影響はしますが、
ライティング次第では高額商品も売れます。
・・・ただ、たとえばQ&Aサイトのように、
「軽いノリ」で商品を見て買うようなサイトは
「価格」に気を付けた方が良い場合があります。
なぜなら、
Q&Aサイトを見たついでに即決で気軽に買えるようなものではない
=即決できないほど高額な商品を紹介するのは、あまり適さないわけです。
そういう理由から、
- その場の流れで気軽に購入即決できるような、程々の価格の案件をたくさん狙うタイプのサイト
- じっくり読者教育をして高額商品を売り込んでいくタイプのサイト
のように、ターゲット層はしっかり考えてください。
逆に、高額商品でもあなたのサイト(ブログ等)で
しっかりキラーページ(売り記事)が作れるなら、
「こういうサイトを参考に」という感じで
あなたの売り記事に誘導してしまってもOKです。
そこはあなたのレベル次第ですが・・・。
・商品の報酬・報酬率
次に、商品の報酬について。
これは、アフィリエイト系の人に関係のある話です。
独自コンテンツや転売なら、
価格はある程度自分で決められますからね。
アフィリには「報酬率」があります。
気を付けて欲しいのですが、
商品自体の価格とアフィリ報酬率は全く別物です。
極端な話、販売価格1万円なのにアフィリ報酬が
たった10円という例もあり得るわけですし、
逆に無料なのにアフィリ報酬が大きいものもありえます。
当然ですが、「アフィリ報酬」は高ければ高いほどいいですよねw
・商品を取り扱っている期間(ロングセラーか否か)
もう一つ忘れられないのが「商品の取り扱い期間」。
端的に言えば、扱っている期間が長いロングセラーを狙うのが良いということです。
「新しい製品のほうがライバルも少なくて、先手を打てるチャンスが広がるんじゃないの?」
と、思う方もいらっしゃるかもしれません。
確かに間違いではありませんが、
なかなかそう上手くは行きません。
その理由は、ASPに登録されたばかりの新製品は
取り扱いが即終了するリスクも兼ね備えているのです。
たとえば、ASPによってはかなり頻繁に
「予告なく取り扱いが終了するアフィリ案件」があります。
特に、ぽっと出の新しいアフィリ案件に多いものですが、
せっかく先手を打って新しい商品を売り、収益が出始めても、
すぐに販売が終了してしまえば結局また新しい案件を探さなければならない・・・
(以下無限ループ)
・・・と、なりかねないため注意です。
逆に、長くASPに登録されている商品は、
それだけ長く収益が見込めるから企業側も広告を出稿しているわけです。
扱われている期間が長ければ長いほど成約されやすい案件であり、
なおかつ安定的に稼げるという基本は頭に入れておきましょう。
・商品のランディングページや販売レター
最後に見るべきポイントは
「商品のランディングページ(販売レター)」です。
ランディングページ(LP)とは、
商品の販売レターとも呼びます。
縦に宣伝文句その他諸々を書いた、
商品を売る為の宣伝ページです。
ASPに出稿されている商品にはこのランディングページがあるものが多いですが、
このランディングページが無い・しょぼすぎる商品も結構あります。
極力まともなLPがあるものを選べ
というのが私の言いたいことなのですが、
LPとは、プロのコピーライティング技術、商品のメリット、ベネフィット等々
ターゲット層の購買意欲を刺激する売れるワードを結集させて作成しているので
これがあるのとないのとでは、成約率が大きく変わってくるわけです。
商品を選ぶ際は必ずLP(ランディングページ)がある商品を見て、
かつそのレターを読んでみて「これで欲しくなりそうかどうか?」
というのを考えたうえで選ぶようにしましょう!
そしてそのLP選びに関してちょっとコツですが、
LP内にデカデカと注文先電話番号などが書いてあるものは避けましょう。
というのも、LPを読んでそのまま
サイトで購入してくれれば結果オーライですが、
電話注文されるとアフィリエイターの報酬にならないからです。
電話番号が載っていれば絶対ダメ!というワケではないですが、
自分の利益に邪魔なものは極力無いほうが良いです。
↓
改訂:
そもそも、電話問い合わせで成約に至るケースはほぼ皆無らしいので気にしなくていいようです(笑)
例・・・ 先程の「チャップアップ」のLPです。
残念ながら結構目立つ形で電話番号が書いてありますね 笑
一方、こちらをご覧ください。同じく売れ筋の別商品のLPです。
結構目立ちにくい場所に電話番号が書いてあります。
さらに、漫画のすぐ下には「今すぐネットで申し込み」
というボタンがデカデカと貼ってあります。
ネット申し込みであれば、
(アフィリエイトリンクから来たのなら)
アフィリエイト報酬が発生します。
選ぶなら、こっちがアフィリエイト向けかも知れませんね。
まあ、今時わざわざ電話で直接注文する人は少ないですが、
こちらも併せて商品選定の一つの指針としてご活用くださいね。
失敗しない商品選定のコツまとめ
最後に改めて今日の記事のポイントをまとめます。
まず第一に、
アクセス<<良い商品を扱えるか
というくらいネットビジネスで「商品」は重要です。
むろん、報酬単価が高くて内容が良ければなお良い。
商品選定のコツ
・商品の知名度(ライバルが扱うか、実際に売れている商品か)を重視しよう
・商品の価格・成約条件など、購入のハードルや成約のハードルが低いものを選ぼう
・価格とは別に、商品の報酬・報酬率が高いものを選ぼう(アフィリ系は特に)
・商品は、短期で消える案件ではまずいので、ロングセラーが望ましい
・商品のレターの内容がしっかりしている、余計な情報が書かれていないものを選ぼう
以上の点を意識して商品選定すれば、
商品選定で失敗することはほぼ無いはず。
全ての条件が完璧にそろう案件はなかなか無いですがですが、
後述のライバルチェックやこの章で紹介したリサーチ方法を駆使し、
あなたが扱うにふさわしい商品を探す指標になれば幸いです。
では、頑張りましょう!
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