康太です。
ネットビジネスにおいて、
「メルマガ=メールマガジン」
の活用はほぼ必須レベルと言われるほどです。
個人ビジネスや、アフィリエイトブログをやってる人は特にメルマガの活用をした方が良い・・・と。
確かに、メルマガを活用することで個人ビジネスは大きく成果を伸ばすことが可能ですし、ちゃんとルールを守ったうえでやらない手はないのですが、
そもそもみんな、メルマガをやる意味ってちゃんと知ってるでしょうか?
「ステップメールを組んで自動化するため」
「お客さんを教育して効果的にセールスをかけるため」
うん、まあどっちも正解ですし、僕も異論はありません。
でも、メルマガの本質はそこじゃないと僕は思ってます。
メルマガの本質は、「リストマーケティング」である!
まず結論から言いますと、メルマガの一番根本的な本質とは、
「リスト(ファン、お客さん)の確保と維持」
言い換えるならば、
「見込み客との繋がりを保っておくこと」
これが、メルマガの本来の目的です。
「お客さんを一度きりにしない=維持する」ことがリストマーケティングの根本
ビジネスにおいて、顧客との連絡手段や繋がりの維持はすごく大切です。
「その昔、商人は店が火事になって他の品が全部焼けてしまおうとも、まず真っ先にお得意先リストだけは最優先で確保していた」
・・・なんて話をあなたもどこかで聞いたことがあるかも知れません。
まさしく、顧客やお得意先のリストはそれほど重要なものなんです。
なぜなら、顧客やお得意先の連絡先や住所・名前を知っていれば今後の取引に役立つし、一度来てくれた相手ならまたリピーターになってくれる可能性も高く、新規客ばかり呼び込むより圧倒的にビジネスも効率的にやれるからです。
ビジネスにおいては、「新規顧客の開拓」はもちろん大事なのですが、下手したらそれ以上に大事なのが「リピーター=またここで買いたい」人の確保です。
一度そのお店や人から商品を買ってくれた人は、満足してくれればまた自分のお店を利用してくれる可能性は高く、
「一度きり」
になっちゃうのはもったいないですよね。
たとえば、誰かがあなたのお店やブログに訪問してくれて、
「ここいいな、また来ようかな」
となってくれた。
でも、次の機会が来る頃には
「どこにあったっけ?」
「というか忘れてる」
ということが往々にしてあるわけですw
あなたも
「あの店のラーメン美味かったけど場所と店名が思い出せねぇ」
なんて経験はないでしょうか?
そうならないよう、たまに自分のお店を思い出してもらえる、
あるいは忘れてる人に再度アプローチがいつでもできるよう、
商人は「お得意リスト」や「顧客リスト」を保存しておくわけですね。
飲食店の場合、住所・連絡先付きのカードや、ポイントカードやらを渡しているのを見たことがあると思いますが、あれもまさに一種の「お客さんを維持する」立派なビジネス戦略で、
「せっかく今回来てくれたので、是非もう一回来てね!」
ということなんですよ。
この場合はお店の側から連絡することはないので厳密にはちょっと違いますが、
「見込み客の維持」
はしっかり行われていることはお分かりのはず。
このように、一度出会った&利用してくれたお客さんの連絡先をリストとして保存しておくことが、「リストマーケティング」の基礎であり、メルマガの目的もまさにこれなんですよ。
「覚えておいてもらう&思い出してもらう」
「そして見込み客を維持する」
これが、メルマガの主目的である「リストマーケティング」です。
リストマーケティングの手段は変わっていき、今はメルマガやLINE・Twitterが主流になった!
もちろん、昔は直接訪問くらいしか連絡&取引の方法がないので、↑のように紙にお店の名前や住所を書いて交換・保存しておいたのが、近代になって電話が開発されたことで「電話番号」を保存しておけばよくなった。
で、最近になって「電子メール」というより気軽に連絡できる技術が生まれたことで、今度は「メールアドレス」が重要な顧客リストの情報になったのです。
ネットビジネスに限らず、今では多くの会社がメルマガ(メールマガジン)をやっていますよね?
その内容を読んだことはありますか?
基本、新たなサービスや商品の案内だったり、会社の事業内容に関係するお役立ち情報だったりすると思います。
まさに、彼らは一度来たお客さんに対して「再アプローチ」をかけるための「顧客リスト」として、僕らのメールアドレスやらを有効にビジネスに活用しているわけです。
こうして、ビジネスでは「メルマガ=メールアドレス」が重要になってっいたわけです。
最近は、さらにLINEやTwitterの普及で、メルマガの代わりにLINEやTwitterで「顧客リスト」を取る会社も多いです。
「公式アカウントをフォローしてください!」
みたいな発信をする企業も増えていますが、あれも実は目的や機能はメルマガと全く一緒で、
「顧客・見込み客の維持」
を、「電子メール以外の別の媒体」でやってるだけのことなんですよね。
「リストの維持」ができるなら、メルマガでなくても別にいい!
今、「メルマガを使いましょう!」と言いますけどね。
実は「お客さんの維持」ができるなら、別にTwitterだろうがメルマガだろうがLINEだろうが、youtubeチャンネル登録だろうが、何でも良いんですよ。
DRM=ダイレクトレスポンスマーケティングが重要、と言われますが、その手段はメルマガだけではありません。
むしろ、文字通りLINEやTwitterなら、効率的&ダイレクトにお客さんとコミュニケーションを取ることもできますし、なにもメルマガが唯一の手段でもない・・・ってことですねw
ただし、ステップメールとか、コンテンツの受け渡しとか、そういうのはメルマガの方が圧倒的にやりやすいし、ツールも揃ってるからみんなメルマガを使ったDRMを主流でやってるだけってことです。
今後、ツイッターやLINEにも長い教育のためのステップメール的なものを自動で流せる機能ができれば、メルマガに取って代わる可能性は十分にあると思います。
あるいは、効率ガン無視ではありますが、ちゃんと顧客の印象に残って、ずっといい関係を維持できるのであれば、
「メールのやり取りで完結する」
「直接通話する」
などのアナログな方法でも全く構わないのです。それがDRMの原始的な形ですからw
むしろ、こうやって少人数・・・あるいはたった一人との信頼構築や関係維持をできるようになってこそ、DRMを理解したことになるし、それを理解しながら使ってこそメルマガは大きな効果を発揮するものなんですよね。
まとめ:メルマガはあくまで「顧客(リスト)の維持」のためにやっている!
話が逸れましたが、あくまでメルマガをやる意味と本質は「ステップメール」でも「自動化」でもなく、
「顧客の維持とリピート見込みの確保」
これこそが、一番根本的な目的だということをぜひ理解しておきましょう。
それを理解したうえで、
とかがついでに出来るのがメルマガだよ、ということですね。
「顧客の維持」とは、すなわち「信頼の維持」!
確かに、自分からセールスをかけたり教育や煽りをできるのはメルマガの強みの一つではありますし、ビジネス上の意味であるのは間違いないです。
しかし、今まで喋ってきた「顧客の維持」の話をちゃんと分かっていれば、メルマガ発行者はただ自分が売り込むだけじゃなく、
「信頼関係の維持」
をできるような発信を、しっかり読者に対して行わなきゃならないということが分かるはずです。
中には、大手のメルマガですら
「登録初日からセールスばっかり、何の価値提供もなくひたすら煽りと売り込みしかない」
というような残念なメルマガもあります。
でも、本来売り込みをするのって、それまでに信頼関係とかそういうのを着々と積み重ねた結果として、最後の最後にするモノなんです。
セールス系・コピーライティング系の情報商材でも、そのへんを押さえて正しく教えてくれるものは本当に少ないです。
ただ煽って煽って売るというのは、まあ語弊を恐れずに言えば、
ただの詐欺商法と同レベルですからね・・・^^;
ネットビジネス界で「大御所」と言われる人にも、そういうタイプの人達はいます。
彼らは信頼もクソもなく、ただ煽って「読者数の暴力」で一定数引っ掛かる人の存在を利用して収益を上げているにすぎません。
そんなビジネスマンは、いくら実績が凄くても僕らのようにクリーンにやりたい後発組には何の参考にもなりません。
むしろ真似すればするだけ成功から遠のくまでありますw
別の言い方をするなら、
「しっかりビジネスとしてメルマガを正しく活用したい」
という人にとって、ただ売り込んで煽ることしか考えてない三下メルマガは何の学びもないということですねw
あくまで、メルマガ(あるいはLINE@やTwitter)は
「読者や顧客の維持」
「信頼の維持や蓄積」
このためにやっているものだということを、何度も言いますが、覚えておいたうえで上手にメルマガを活用しましょうね。
P.S.
この記事はメルマガでご質問をくださった方から快くシェアの許可をもらってできた記事ですw
ご協力ありがとうございます!
このように、あなたの何気ない疑問や質問が新たなコンテンツや有用な情報のネタになっていくこともあるので、是非メルマガやお問い合わせから僕に絡んでみてくださいw
でも、申し訳ないがクソリプやアンチコメはNG(笑)
では!