2・17追記
懸念はしていましたが、とうとう有料化しちゃいました。
他の有料SEOツールに比べれば安いですが。
しかし、無料でも狭い範囲ならまだまだ使えまますのでご安心を。
康太です。
ブログアフィリエイトにおいて、SEOというのは当然ながらものすごく重要です。
で、僕らが割と最初に手を付ける初歩的なSEO対策というのは、
「キーワード」
の選定なわけですが・・・
僕は、googleが提供している「キーワードプランナー」というサービスを使って、長らくキーワードやライバルのチェックをしていました。
ところが、この「キーワードプランナー」が結構曲者でして。
というのも、
- コロコロと仕様が変わるうえ、アプデのたびにUIまで含めて改悪しまくるからどんどん使いにくくなっている
- 有料プランでないと機能を100%活用できない
さらに、「有料でないと機能をフル活用できない」傾向はますます強まってきており、最近はとうとう無料プランだと「キーワード10個」までしか検索ボリュームを調べられないようになってしまったんですよね・・・
さらに、最近キーワードプランナーに追加された「関連キーワード候補の表示機能」もはっきり言って役立たずで、知りたいキーワードとは全く関係のないキーワード候補を何百個も羅列するだけという、ただひたすらネット通信料とPCの表示速度を浪費するだけという何とも頭悪い機能なんですよね。
かと言って、有料のキーワードツールは質もピンキリですし、多くが買い切りではなく「月額制」で、しかも結構な高額というぼったくり感が半端なかったわけで、なかなか手を出せずにいました。
しかし、そんなキーワードツール難民に朗報です。
今回、すごくいいキーワードツールを発見したので是非シェアしておこうと思います。
それが、
というキーワードツールなのですがこれ、機能がめちゃくちゃ多いのはもちろんなんですが、
しかも無料です。
しかも無料です。
(大事なことなので二回(ry)
もっと言えば、キーワードプランナーのように「ユーザー登録」みたいなクソ面倒な手続きも「一切要らない」という親切ぶり!
基本的な使い方はキーワードプランナーの上位互換として使えますし、ブラウザなので普通にネットが使えれば余裕で今すぐにでも使えます。
もうね、キーワードプランナーの代替ツールにできるどころか、キーワードツールは当分これでいいですってくらいw
そのくらいインパクトがあるツールだったので、是非ご紹介しておきますね。
・・・てなわけで、今回はそんな神キーワードツール、
「Ubersuggest(ウーバーサジェスト)」
の魅力について解説していきましょう!
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは?
↓リンク(ウーバーサジェスト日本語版)
Ubersuggest(ウーバーサジェスト)とは、
- キーワードの検索ボリュームや競合
- キーワードの抽出や選定のためのデータ
- 関連・複合キーワードの表示
- 広告費の目安
など、Googleのキーワードプランナーと同様でしかもより使いやすい機能を持っているのはもちろん、
- そのキーワードで上位表示されるサイトや記事の一覧機能
- 自サイト・ライバルサイトの主力キーワード
- 調べたサイトの被リンク状況
- あるキーワードで上位表示させる難易度の表示
などなど、
Googleキーワードプランナーの有料版はおろか、そのへんの有料キーワードツールかそれ以上の高機能を誇ります。
よって、Googleキーワードプランナーだと別の関連キーワードツールだとか、虫眼鏡(サジェスト)キーワードだとか、いろんなものを同時に開きながら行っていたキーワードチェックが、
「このウーバーサジェスト一本で完結できてしまう。」
・・・これはすごいですよ。
キーワードプランナーは、使えるようになるまでも、使う段になっても、やたら面倒だったですからね!
では、続いてその主な機能をほんの一部ですが紹介していきましょう。
サイトのSEOチェック、キーワード、すべてを自動検出するウーバーサジェストの「検索窓」
まず、ubersuggest(ウーバーサジェスト)の凄い機能を代表するのが、この「検索窓」です。
先ほど言ったように、ウーバーサジェストは「キーワードのチェック」「サイトのSEOチェック」両方ができるのですが、
なんとこの検索窓、
- 「「脱サラ」などのキーワードを入れればキーワードツールとして」
- 「「●●.com」などのURLを入れればSEOチェックツールとして」
それぞれ自動で検索窓に入力したものを自動判別してくれるんですね。
↓キーワードを入れた場合
↓URLを入れた場合
つまり、これまでは
「キーワードチェックはキーワードプランナー」を、「ライバルサイトの強さチェックはsimilarweb」を別窓で開いて・・・
という感じで、別々のサイトで行わなければならなかった作業を「ウーバーサジェスト」一本で完結出来ます。
さらに、複数の機能を使うのに「モード切替」などをすることなく、ただ「これ知りたい」というキーワードやURLを窓に「雑に」入力するだけで、欲しい情報が簡単に手に入るというわけですね(笑)
では、ウーバーサジェストの
- 「キーワードモード」
- 「URL(サイト)診断モード」
で、それぞれどんなことができるか紹介していきましょう。
ウーバーサジェスト「キーワードツール」として出来ること
1、検索ボリュームの数字とグラフの表示
基本オブ基本。
ですが、なんとこれだけでもキーワードプランナー(無料版)以上の高機能(笑)
ここで入れたキーワードをもとに、次の「2」を表示してくれます。
2、キーワード候補のリストアップ
これが凄い便利で、しかも現在のキーワードプランナーより圧倒的に優秀な点です。
たとえば、例のように「アフィリエイト」というキーワードを入力すると、図のように「1」の「アフィリエイト」というキーワードそのものに加え、「アフィリエイト」の複合キーワードまで候補を検出してくれます。
もちろん、それぞれの検索ボリュームや、戦闘力数字で可視化されたライバルの強さ、PPC広告をやってる人なら、そのキーワードで広告を出す際の単価など・・・
アフィリエイターが知りたいような情報は全網羅してる感じ。
さらに、各キーワードの右にある「↪」ボタンを押すと、Google様で検索したときの検索結果まですぐ見られるのだ!
これで、いちいちライバルサイトを調べるのに新しくブラウザやツールを立ち上げなくていいわけで、すごい楽ちんなんですよね。
さらに、キーワードプランナーでは「有料プラン」でないと見られない「具体的な検索ボリューム」までバッチリ見えるのがありがたい。
キーワードプランナーの無料版では、以下のように「月間100~1000」というような、ざっくりとした数字しか分からないんですよね。
しかし、ウーバーサジェストはしっかり「3300」とか、「250」とか、具体的な数字を出してくれるので非常に便利です。
さらにまたGoogleキーワードプランナーの批判になるのですが・・・
キーワードプランナーの面倒な仕様はまだまだあります。
たとえば上の例のように「アフィリエイト」とキーワードプランナーで調べるとこんな感じになってしまう。
この図のように、最近になって関連・複合キーワードの候補を調べられるようにはなったのですが、この機能の質が低くてヤバい。
- どうでもいいキーワードをやたら表示してくるわ
- ボリューム順に並べると関係ないキーワードばかり上位に来て全く使い物にならないわ
- しょうがないからGoogleのサジェストキーワードを引っ張ってきて調べようとしても、一度に調査できるキーワードは(複合で1つとしても)10個まで
という、控えめに言って「クソ仕様」だらけなんですよねw
で、検索ボリューム順に並べるとこのザマです。
アフィリエイト関係ないキーワードばかりが出てきている(笑)
そういうキーワードで記事書きたいんじゃないんだよ!
・・・まあこんな感じなので、その点でも、最初から「調べたいキーワードと、その複合キーワード」だけを最初から出してくれるウーバーサジェストの方が圧倒的に役立ちます。
あ、注意点として、ウーバーサジェストも一度に検索できるキーワードは一個ずつなんだけど、その一個に対してちゃんと関係したキーワードだけを的確にリスト化してくれるので実質問題はないです。
キーワードプランナーは、関連キーワードの検出精度がクソ過ぎるせいで、関連キーワードツールの結果をわざわざ引っ張ってきて検索をかけるしかなかっただけで。
ウーバーサジェストは全て一本で完結できるから嬉しいですね。
3、そのキーワードの主なライバルサイトのページタイトルとURLの表示
これがまた便利。
キーワードを入力し、リサーチ結果の画面の一番下にスクロールすると、このような「そのキーワードでよく読まれているサイト」のリストが表示されます。
※Googleの検索順位ではなく、画像ではFacebookからの流入順?
いわば、書きたいキーワードで意識すべき主なライバルサイトもまとめて表示してくれるため、ライバルチェックも「ウーバーサジェスト」一本で完結することも可能なのです・・・!
「URL(サイト)診断ツール」としてできること・わかること
1、サイトの月間訪問者数、サイトのだいたいの強さ
キーワードではなく、サイトURLを検索窓に入力することで、そのサイトの検索エンジンからの月間訪問者(オーガニックユーザー)が分かります。
たとえば僕のサイトを調べた場合、リピートや内部リンク誘導によってPV数を稼いでいる多いのですが、検索エンジンからの流入はさいきんやっと増えてきた感じです。
データを見ると、そういう事情も分かったりします。
2、そのサイトがどんなキーワードで上位表示されているか、サイトの強さに影響しているキーワードは何か
さらに、
- そのサイトがどんなキーワードで上位表示されているのか
- サイト評価に関わっているキーワードの実際の検索順位はどのくらいか
- いくつのキーワードが、何位くらいで表示されているのか
- どのキーワードから、どのくらいアクセス流入があるのか
- どの記事に、検索エンジンからのアクセス流入があるのか
等の情報も、一気にウーバーサジェストによって知ることが出来ます。
3、サイトの外部からの被リンクチェック
そして、
- 外部サイトからの被リンク状況
というのもウーバーサジェストでは知ることが出来まして、
- 当該サイトのURLとタイトル
- どの記事からリンクされているか
などといった情報も一目で分かりますし、なんだったら自サイトに不利な形で勝手にリンクを貼られたり、2chなどに晒されている記事なども分かるわけだ。(分かっても嬉しくねーけど笑)
・・・このように、ウーバーサジェストに、調べたいサイトのURLを入力すれば、
自サイトのSEO対策はもちろん、他人のサイトのSEO、強いキーワード、1年間のアクセス状況の変動など、ライバルチェックに必要な情報がほぼ全て分かってしまうのです。
ウーバーサジェストの欠点・注意点?
まあ、強いてウーバーサジェストの短所・注意点?を挙げるとしたら、
- 無料ブログは原理上調べられない
- ツイッターからのアクセスなどは分からない
- 総PV数ではなく、あくまで検索エンジンからの流入状態を見るツール
といったところでしょうね。
まず、無料ブログを使ってる人のサイトのURLも試しにぶち込んでみたのですが、たとえばFC2やSeesaaなど、親のブログサービスのドメインのデータが出てきちゃうんですよね。(fc2.comとか)
どうやら、無料ブログのチェックはできないようです。
(まあ、今時無料ブログは大したライバルにならないので、必要もないんだけど)
また、Facebookやインスタグラムからの流入アクセスは分かるのですが、できれば日本で利用者が多いTwitterやyoutubeなどからのアクセスも分かると嬉しいですかね。
まあ、あくまでウーバーサジェスト自体が「キーワード対策のツール」なので、SNSからの流入をどうこう考えてもあんま意味ないのですがねw
だから、純粋なブログの総PV数や一人当たり何記事読んでくれてるのかとか、滞在時間だどのくらいなのかとか、そのへんは流石にアナリティクスやJetpackプラグインを使った方がいいです。
ウーバーサジェストの紹介まとめ
ハッキリ言います。
あなたが神か
凄すぎます。このウーバーサジェストくん。
いやーよかった。有料のキーワードツールとか買う前に、ウーバーサジェストに出会えて。
ホント、無料キーワードツールとしては欲しい機能が「全部」と言っても過言ではないくらい揃っているし、面倒な初期設定もいりません。
また、使い方もめっちゃ簡単。冗談抜きにアホでも使える。
先に挙げたように「一個の検索窓」に「キーワード」「URL」どっちかを入れれば勝手に欲しい情報を出してくれるので、使用感も大変分かりやすくて、初見でも問題なく使いこなせると思います。
最近日本語も導入されたためか、「?」マークにマウスカーソルを合わせることで出てくるオーバーレイ表示の解説を読めばだいたい分かります。
僕も初見でフツーに使えたのでw
Googleのキーワードプランナーとか、そもそも使い方が全然わからなくて、参考サイトを漁るところから始めた記憶がありますからねぇ
僕がGoogleのキーワードプランナーで行っていたキーワード選定戦略や、ライバルチェックの方法も、やろうと思えば全部ウーバーサジェストでできます。
そのうちウーバーサジェストに則ったライバルチェックやキーワード選定の解説記事も書こうかなw
ただ、
問題なのは、これほどのツールなので、ひょっとしたら今はオープンベータテスト的な段階で、いずれ有料化される恐れがある・・・というところですかね。
あ、あくまで憶測なので話半分に聞いてください(笑)
本当に有料化しましたw
ウーバーサジェストの主な有料化による影響
1、関連キーワードや上位表示キーワードの取得&表示数の制限
前は無料でも無制限で取得できた関連キーワード候補が、有料化導入後だと「10個まで」しか見られなくなっています。
上位表示されているキーワードの取得数なども、同じく無料だと「10個程度まで」に制限されていました。
このへんはキーワードプランナーの最近の仕様と変わりませんね・・・最大の強みがなくなっちゃった。
2、月間オーガニックビジターのグラフ
前は1年分見れた月間オーガニックビジター数が、無料だと「4か月分」しか見られなくなっています。。
ざっと目に付いたのは、このへんです。
相当制限がかかっていますが、僕自身はあんまりSEO頼みで稼いではいないので言うほど影響はないんですけどねw
まだまだ使える部分は使えますし、キーワードプランナーとかよりは、幾分か使いやすいことに変わりはありません。
てなわけで、今回はこの辺で。