康太です。
ネットビジネス界隈でよく聞く言葉に、
「コピーライティング」
というものがあります。
「コピーライティングは、ネットビジネスをやるなら必須だ!」
と、よく言われるわけですが、
その意見自体に僕もあまり異論はありません。
ですが、
コピーライティングというのは、
「これさえ学べば稼げる!」
とか、そういうものじゃありません。
よく、
「コピーライティング系の商材」とかが世間に出回ってるわけなんですが、僕は基礎的な文章力やビジネスの知識すら身に付いていない人にコピーライティング系教材は勧めたくありません。
むしろ僕は、ホワイトにちゃんとブログの収益化を目指す人ほど、コピーライティング「だけ」学ぶのはかなり危険だと考えています。
コピーライティングだけを学んでも稼げないのは当然!
コピーライティングとは「煽る」文章テクニック
そもそもコピーライティングというのは、僕なりに簡潔に一言で表現するならば、
「煽る文章テクニック」
(購買意欲や行動意欲を駆り立てること)
なんですよ。
勘違いしてはいけないのですが、
僕らが普通に誰かに文章で何かを伝えたり教えたりする「文章力」というモノと、「コピーライティング」というモノは、似て非なるものなんです。
で、情報発信で稼ぎたい人が学ぶべき優先順位で行けば、圧倒的に
基礎的文章力>>>>>>コピーライティング
なんですよ。
要は、「コピーライティング」というのは、
「最低限、自分の文章で自分の言いたいことを相手に伝えられる」
という基礎的な文章スキルがベースにあってこそ使いこなせるものなんです。
煽りだけの文章とは、売れない上に敵を量産し、詐欺師のレッテルを貼られる・・・
じゃあ、基礎的な文章力もない状態でいきなりコピーライティングばかり学ぶとどういうことになるか。
「煽り」だけが無駄に充実した、読んでいて非常に不愉快でウザい文章の出来上がりです。
簡単に例を出しましょう。
「この商品はすごいと思いました。自分も買ってしまいそうでした。
このチャンスを逃せば二度と買えないし、幸運の女神は後ろ髪がありません。
人生逆転のためには、普通のことをやっても成功できません。
この企画で大成功して、周りを見返してやりましょう!!
だからあなたも買うべきだと思いました。」
・・・と、煽りだけを全力でぶち込んだ文章とは、こんな感じの、気持ちの悪い感じになるわけでして(笑)
あるいは、ここまで稚拙な文章じゃなくても、
「全然こいつのこと好きになれそうもないし、嫌味で刺々しい文章ばかり。信憑性も全くない、でもなんか行動や自己投資だけは煽ってくる」
みたいな人は割と多くいますね(笑)
これも、「煽り=コピーライティング」だけを取り入れて、他のことは一切考慮しないことの弊害ですね。
↑の例でもお分かりのように、「コピーライティング」だけを学んでも稼げない人というのは、逆説的ですが、「コピーライティングだけ」を学べば売れる、と思ってることが大きな問題なのです。
違いますからね。
コピーライティングというのは、何度も言いますがあくまで「煽る」ための技術であって、そもそも人があなたから商品を買ってくれるために必要な要素とは他にもいっぱいあります。
「信頼構築」
「説得力のある話し方」
「読者を元気づけてファン化する力」
・・・もっと言えばこれです。
「最低限、言いたいことを相手に文章で伝える能力」
これがなきゃまず話にならない。
これらは、「コピーライティング=煽る技術」だけをいくら学んでも、まず身に付きません。
別でちゃんと身に付けないといけません。
そこを勘違いしてしまうと、
「言いたいことは伝わらない、読む人にはひんしゅくを買うような質の低い情報、なのに煽りだけはしてくる文章」
要は、基本的な調理もロクにできないくせに激辛スパイスだけをぶち込んだ料理のような危険物になります。
こんなんだったら、むしろコピーライティングなんて使わない方が状況的にはマシだったまでありますよね(笑)
というか、「コピーライティング」を使わずとも、
「基礎的な、相手に情報が正しく伝わる文章力」
「読み手に自分を信頼させる文章を書ける力」
これさえ身に付いていれば、「コピーライティング的な煽り」なんて、わざわざ教材で勉強するほどのこともないと最近僕は思ってます。
最低限の「プッシュ」「押し」さえ適度に使いこなせれば、もっと平和に商品を売れるようになるものですよ。
コピーライティングで煽って売れても、その先にあるのはロクなもんじゃない
煽って売るってことは、煽られれば買っちゃう(そしてすぐ心変わりして詐欺詐欺言い出すw)タイプの人や、煽ってもらわないと行動しない受け身で他人任せな体質の人が多く集まっちゃうことにもなるんです。
もちろん、ネット上は沸点の低い人、自分の人生をよりよくする努力はしないけど、他人の足を引っ張ったり批判することには異常なまでの行動力を発揮できる人達がいっぱいいて、そういう人達のターゲットにもされやすくなります。
「煽りの強い人」というのはね。
まあでも、イ●ハヤにしても、ちょっと前に炎上したヒ●ルにしても、Y沢にしても、世間的には煽ってる側こそが「加害者」とみなされるのであり、そこに少しの同情も共感も期待はできません。
売れない、稼げない、好かれない、逆にいらぬ不安とストレスの元だけが増える。
最悪ですよね、そんなの(笑)
こういうわけで、使い方を誤った煽り=コピーライティングとは、ただ敵を量産するだけの「劇薬」であり、なんの意味もなさないのです。
まず大事なのは
「信頼」であり、「価値提供」であり、「ファン化」であり、
そしてすべての文章テクニックのベースに存在する
「言いたいことをきちんと伝えられる文章力」
なのです。
そこを勘違いしてはいけません。
コピーライティングだけでは「集客」ができない
もう一点。こっちはより具体的かつ明確な問題。
コピーライティングではカバーできないもう一つの課題・・・
それは
「集客」
の問題です。
たとえばです。
僕の新メルマガは、現在成約率が20~30%くらいあります。
だから、10人でも人を集めれば、4~5万円の商品が2~3本は売れる計算です。まさに「高単価で殴る」の真骨頂。
しかし、もし僕のブログアクセスやメルマガの登録数が
「0」
だったとしたら、どうなるでしょう?
いや、どうなるでしょうっていうか、当たり前ですねw
いくら成約率の高い自慢のメルマガやセールスレターがあったところで、誰にも読まれないんですから、
一銭たりとも稼げやしません。
現実は非情である・・・
「良いものさえ書いていれば、良い商品さえあれば、勝手に認知されて買ってくれるようになる」
なんていう考え方は、ビジネスで稼いでいくなら捨てなきゃなりません。
ブログ集客でも、youtube集客でも、ツイッター集客でも、なんでもいいので自分に合う集客方法を、ライティングを磨くのとは別に探すべきでしょう。
コピーライティングを学びたい(学んでいる)人に伝えたいこと!
今コピーライティングを学んでいる人、これから学びたい人、すべての人に伝えておきたいのは、
「コピーライティングより先に学ぶものはあるはずだよ」
ということです。
基礎的な文章が書けるのであれば、次はちゃんと読者さんに価値提供したり、信頼を高めるような情報発信を心がけること。
信頼があれば、最悪煽らなくたってお金は稼げますからw
⇒ファン化ライティングの極意!明日からできる「濃いファンを1日最低1人」生み出すテクニック
⇒共感や嫌味のない文章で確実にファンを増やすファン化ライティングセミナー
(↑メルマガ読者が一定条件を満たすと観られる動画です)
そして、基礎的な文章力にすら自信がないのであれば、まずはコピーライティングではなく、そっちを学ぶべきです。
⇒ネットビジネスに必要なライティングを一本で学べる康太イチオシの教材
言いたいことが伝わらないんじゃ、情報発信はできませんからね。
もちろん、これらはそういう人をディスってるわけじゃないんですよ。
誰にだってスタートラインの違いはあるし、僕だってブログを書き始めた当初は完全な初心者であり、なんど師匠達からダメ出しを食らいまくったか分かりません。
スタートラインが重要なのではなく、ちゃんと稼げるラインにまで自分のレベルをゆっくりでも引き上げていけばそれでいいんです。
競争じゃない・・・は言い過ぎですが、期限がガチガチに決まった会社業務の出世競争よりはヌルい世界です。
不安に思ってしまったなら敢えて言いますが、キーボードすら打てない、文章なんか書いたことのない人ですら稼げるように成長できたんですから、頑張れば誰にだって出来るはずなんですよね。
・・・で、これらの
「基礎的な伝わる文章力」
「信頼を得られる行動やマインド、文章の書き方」
いずれもできている人が、最後のスパイスや押しとして使うのが「コピーライティング」なのです。
とにかく、今からネットで稼ぎたい(特に文章を使う)人は、コピーライティングをいきなり学ぶとかではなく、まず今の自分のレベルを把握しておきましょう。
そして、
今の自分に「コピーライティング」がホントに必要なのか・・・
コピーライティングばかり学んで他が疎かになってないか・・・
そういうことも是非考えてみてくださいね。
頑張りましょう!
ではでは。