康太です。
ネットビジネスでは、独自コンテンツやコミュニティの支払いに「Paypal」を使っている方が非常に多いです。
それくらい、Paypalの登場は革新的で便利なものだったわけですが・・・
ただ、Paypalはあくまで「仲介者」であり、「お金のやり取り」自体は個人個人の責任のもとに行わなければなりません。
サービスの購入者の側からしても、相手を信用して行わないといけないし、販売側も、相手の信頼を損なわないように努めなければなりません。
ただ、場合によってはどうしても話し合えない状況やトラブルもあるでしょう。
単純に、「解約を申し出たいけど言い出しにくい」とかも。
んで、僕も自分のコンテンツにはPaypal決済を使っているわけですが、できればそういったトラブルや抵抗感はなくしてほしいと思うわけです。
何だかんだ、Paypalは便利ですからより多くの人に使って欲しいですし。
・・・そこで、今回はPaypalのちょっとした「裏技」をお教えしましょう。
ちなみにこれ、ほぼ「購入者」の側に100%有利な情報であり、販売者はできればあんまり大っぴらにしたくない情報ですw
というか、僕もこんな機能がPaypalにあったのはつい最近知りましたからね。
要は、Paypal(ペイパル)の月額課金の停止処理を、強引に購入者側ができる方法というわけなんですが。
この裏技・・・と言うほどでもないのですが、知ってしまうと
- ほぼ一方的に支払いを踏み倒すことが出来る
- 分割払いすら、相手が追求する意志がなければ途中で差し止めにしてしまえる
という、割と販売側が教えるのはヤバい情報になりますw
ただし、これを悪用するともちろんあなたの信頼はダダ下がりですし、普通に訴訟問題に発展しかねません。
コンサル等を受けているなら一瞬でサービス停止(それを上等でやる方が大半でしょうがw)ですし、相手がその気になれば普通に契約不履行で訴えられますからね。
それはともかく、Paypal決済の場合で「販売者と連絡が取れない」とか、「解約はそっちでやっといて」な感じの丸投げな販売者が相手なら、今回の知識は持っておいて損はないです。
そういう、最悪の場合の自衛手段としても「最新のPayPal管理画面からの月額課金の停止」のやり方を教えておきます。
PayPal管理画面からの月額課金の停止方法(2019版)
あ、一応「裏技というほどでもない」といったのは、「paypal 支払い停止」とかで検索すると公式サイトの説明も出てくるからです。
ただ、この公式サイトの解説がクソ分かりづらかったりする(笑)
なので、僕が細かいところまで全部図解で解説しておきます。
Paypalの分割・定期支払の解除手順7ステップ
0、Paypalアカウントを用意する(もうある場合は飛ばす)
まず、前提としてこの支払い解除方法には、Paypalアカウントを作っておく必要があります。
(Paypalで何かを購入したなら、すでにアカウントを持ってるだろ!というツッコミはもっともだが気にしない)
↓Paypalログイン画面↓
https://www.paypal.com/jp/webapps/mpp/merchant
1、PayPalアカウントでPayPalの管理画面へログインします。
2、ログインしたら、上部の青いメニューバーにある「歯車マーク」(設定)をクリックします。
で、ここからがPaypalのガバガバ翻訳で説明が分かりにくいのですが、「歯車」を押すと出てくる「設定画面」に入ったら、
3、左メニューの「財務情報」というタブをクリックしてください。
そうすると、↓のようにメニューが表示されるので、
4、メインカラム下の方にある「自動支払い」欄のボタン「自動支払いの設定」をクリック。
すると、下記のような「事前承認支払い」という画面に飛ぶので、そこでこれまで結んだ定期支払いサービスの一覧が表示されます。
左の赤枠(マーチャント)は、「販売者名」であり、それぞれクリック可能なリンクになっています。
↓(プライバシー保護のため青で塗りつぶしています)
さらに、右の「ステータス」という欄がありますが、
- 「アクティブ」・・・分割・定期払いの最中で、キャンセル可能
- 「期限切れ」・・・分割・定期支払がすでに完了している状態
- 「キャンセル済み」・・・これから解説する方法などでキャンセルした状態
を、それぞれ示しています。
つまり、「アクティブ」でないものは支払いを止めることはできないし、既に支払った分は、こっちの都合で勝手に払い戻すことが出来ないということです。販売者に交渉するしかないですね。(それができるとヤバいのでw)
では、
5、ステータスが「アクティブ」になっている分割決済のサービス販売名(マーチャント)をクリック
してみましょう。
すると、以下のような「購読の詳細」という画面になるので、キャンセルしたいサービスで合っているかをきちんと確かめてから、
6、左上の「キャンセル」をクリックしましょう
最後に、「この定期支払いをキャンセルしようとしています」という窓が出てくるので、
7、そのまま「はい」をクリックして支払い停止完了です
『この定期支払いはキャンセルされており、再度有効にすることはできません。今後定期支払いは実行されません。』と表示、その下に【キャンセル済み】となっていれば月額課金が停止されています。
念のため、最後に「Paypal」にあなたが登録しているメールアドレスを確認しましょうか。
おそらく、キャンセル後すぐにペイパルの方(service-jp@paypal.com)から
「定期支払いがキャンセルされました。」
というメールが届いているはず。
これで、Paypalの自動決済のキャンセルは完了となります。
さらに念のために、先ほどの「購読の詳細」画面に戻って、「ステータス」が「キャンセル済み」になっていることを確認するとよいでしょう。
と、いうわけでとりあえずお疲れさまでした。
これで解説は終了です。
まとめ:Paypalキャンセルの悪用は厳禁。お互い誠実に・・・
以上、
Paypal決済で購入者側が取れる「最終手段」として、一方的に分割支払い&月額支払いを止めてしまう方法をお伝えしました。
ただし、これをやるのは
- 解約したいのに販売者側と連絡が取れない&取りたくない
という場合にしておきましょう。
基本は、もちろん販売者側もですが、購入者側もきちんと相手に相談して円満解約するようにいたしましょうね。
他にも、Paypalやクレジット口座の残高をゼロにしておくことで強引に支払いエラーを一定回数起こさせれば、販売側はそれ以上請求できなくなるというインチキ技も存在します。
・・・ただ、これをやるからには「完全に相手を怒らせる感じのやつだ」という前提で、自己責任でやりましょう。
少なくとも、勝手な思い込みや不満、いたずらで支払いを踏み倒すなどということをやれば、普通に契約不履行で訴えられてもしょうがないので。
相手のサービスに不満とかがあるのは分かるけど、せめて連絡ぐらいしようぜ。嘘でもいいからお金が足りないとか言い訳ぐらいしても良いんやで。まあウソつくのは良くないに決まってるけど・・・
では、参考になれば幸いです!